2022年10月30日

ある日の日記


ひさしぶりに歯医者へ。口の中ってつくづくプライベートな空間だな〜と思


(さらに…)

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2022年10月23日

飛んで火に入るIKEA日記

↓  ある日のメモ  ↓
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まさか七月、二度目の立川。 

 

前回は仕事で疲れていたし、

 

この休日でなんとか行かねばという気持ちがあったし、なんとなく東京に来たばかりで一人の心細さも相まってとにかく寂しかった印象。

 

しかし今日は心も晴れ。

 

無職だしもうこれはIKEAに行くっきゃない。

 

そんな感じで立川へ向かう。
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=== IKEA – take1 ===

 
土日以外、平日に1日ある休みを利用して行った。

だからなのかなんとなく景色が暗かった。
曇りという天気のせいだけではないと思う。

しかも以前東京に暮らしていたときに一度だけ来たはずのIKEAは
なんとなく前よりくたびれていて、地元の人の姿も多くなっていた。
つまり、憩いの場と化していた。

せっかくIKEAに来たのに感じられなかったIKEA感。

加えて私は故郷を恋しく思い、ここに高校時代の友人ときたら楽しいだろうなと想像した。

 

 





=== IKEA – take2 ===
2回目のIKEAは無職だった。

 

天気も晴れていた。

 

気持ちも前より晴れていた。

 

だから最寄りの駅について、改札前にあったビルに入り、

雑貨を買ったり、

スターバックスのふだんは飲まないアイスコーヒーを買ったりした!

 

今日は、前回の悲しみIKEAで目星をつけた商品があり、

それをふたつ買うために、

事前に選びに選んだキャリーを購入し、持参している。

 

だからIKEAに着く前に、雑貨屋に寄り、コップなどを買ったというわけだ。

 

道中、買ってきたバインミーとアイスコーヒーでベンチ。

 


しかし座ってすぐ、

まさか、スターバックスの、アイスコーヒーを、野原の上に、こぼしてしまう。
いや、こぼしたじゃなく、落としたのでもうドバドバ。
土に還元してしまう。





 

 

 

 



 

 

 

想像だけ、している。

 

 

 

ここまでの道中、

 

ケチケチ飲んでた自分が悔やまれる。

 

 

 

アイスコーヒー一口の単価があがった。

 

 

そしてIKEA。

 

今回はウロウロせず目的の物の場所へ。

それでも色で迷ったりしてけっこう時間がかかってしまったが、

買う。

 





・・・・・・。


ここに載せるだけでも重かった。


なんとかレジはこのまま通せたものの、これを、マイ・キャリーに移しかえて、家まで持って帰らねばならない。

載せるだけでも大変だったことを思うと、近くにいた店員女性に声をかけ、
持参のキャリーにくくりつけるのを手伝ってもらえないか聞くことに。

 

すると母親くらいの年齢の女性店員はテキパキと

「わたくしですと、共倒れになってしまいます!
 あそこに見える、レジの男性に聞いてみてください!」

と言って風のように去った。
店員の口から「共倒れ」、初めて聞く。

そして若い男性店員に手伝ってもらう。

「これ以上はできません」

と言って男性店員も去る。





・・・・?








・・・・・・?





たぶん今から自分のことしか考えられなくなるだろう。

私の目的はこれを買って、家に持ち帰ることなんだから歩き出す。
歩き出したら案外なんとかなるはずだ。



何かどこか見間違いがあるかもしれないと思って、
一度外でもチェック。



・・・え、墓・・・?


==== fin ====


自分の影を見ても引く。 

なにかの寓話にありそう。

 

 

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2022年9月11日

急に能 日記

「あれ、どうしてわたし、今ここにいるんだろう?」
お互いがそんなことを思っていた気がする国立能楽堂。
事の発端はおととい見に行ったレイトショー。映画は能楽をあつかったもので見終わったあとコーヒーを飲みながら「あー、なんか、能見たくなっちゃった。」とマヤちゃんは言って、わたしは(そうか、マヤちゃんは能が見たくなったのか。)と思って、マヤちゃんはその後も能見たい発言を2回はして、わたしはマヤちゃんすっごく能見たくなっちゃったんだなと思って翌日、私は私で、9月から働くことになり、決まったら決まったでああこれでしばし無職の日々ともおさらばと思うと8月残り2日の無職の日が大変に貴重(勝手)、マヤちゃんは明日も休み、私は明日の能のスケジュールを調べていた。その日のうちにメールで↑一応明日の能スケジュール↑と書いてめぼしい能のリンクを送った。マヤちゃんからの返事は行くとも行かないともどちらでもないやつで、私はちょうどよいと思ってそのまま寝た。11時間寝た。起きたら12時だった。ああこんな無職の日々ともおさらば…。お腹がすいていた。まずはマヤちゃんにメールした。「能、行く?」マヤちゃんからは「今すぐ動き出せないことを考えるとまた今度にしよっかな」と返ってきた。その時家でセサミを見てたらしい。「オッケー」と返して支度していると、「ランチの店、いいね」と返ってきていた。「能、行く?」と合わせてこれから行こうとしているランチの店の名も送っておいた。一応「いく?」と返すと「いこっかなー」と返ってきた。意外。しかも「最速10分で出るとして…」と返ってきた。意外。速い。なんなら今までマヤちゃんと知り合ってから一番速い。

 

そうしてマヤちゃんはやって来た。お昼を食べにやって来た。お店は人気で、ランチのピーク時間を過ぎたというのにまだ人が一人待っていた。その後につづいて並んでる時間に聞いてみた。「ランチ食べたら、能どう?」マヤちゃんはもう催しが始まっていることを気にしていたので、その場で電話して、途中からでも入れるか、最後の演目が何時からか聞いてみると途中からでも入れて、席も満席じゃなくて、最後の演目は15:19〜とのことだった。店を1時間前に出れば間に合う。マヤちゃんはとにかく「定食を食べに行く(能の観劇の含まれない)」つもりの身なりでしかないことを気にしつつ、「いいよ。」と言った。そして急きょマヤちゃんは演目「田村」についてのストーリーを調べ、読み上げてくれるストーリーを私は聞いた。そうしてマヤちゃんはチキン南蛮を食べ、私は鶏と茄子のおろし煮を食べ、ほぼ次の瞬間にはここにいた。

「私、ほんとに定食を食べに行くつもりの格好なんだけど…」、

 

その部分について不服そうなマヤちゃんを「素敵だよ!十分!」となだめながら、外は雨の中、私たちは能を堪能した。

2022年8月

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2022年9月5日

HA RI YA MA – マヤちゃんからの感想メール

クリックしてよんでね!

↓↓↓


※   腕に巻く針山は誰にとっても便利らしい

Instagram本文に載せた、HPではカットした部分。
同じくfacebookに載せた、カットしたまた別の文末部分がこちら。

↓↓↓

かたやマヤちゃんからすると、
「裁縫する のに 針山をつくらない」
というのが腑に落ちないらしかった。



それがこの感想ですべて解決。


マヤちゃんから出てくる感想や考えは、
私からは出ないもので、
だからいつもおもしろいしよく会う。


ところで今回、イラストに文字をのせてみたのは、
「ファンシーな感じにしたくてさ!」
するとマヤちゃんは、
「ファンシー・・・かな?」
それについては多分どう説明してもむずかしそう。

 

 

 

 






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2022年8月28日

HA RI YA MA 2



 

 

 

「いや、あの・・・・・」しどろもどろで説明するとつまり、心の底から針山がほしいけれどもそれは本当に必要だからというだけで、その針山自体に自分なりの創意・手作りは求めない。裁縫はするし嫌いではないけれども、最近ミシンをかけたものといえばカーテン、プリーツの入ったものをほどいてのばしてカーテンテープ(←とても便利)をつけて新しい家の窓に合うサイズにした。手縫いしたものといえばカバンとズボン。どちらもほつれを直した。つまり、ファンシー要素はない。あくまで、実用。現実に必要なものを、ミシンや針や糸をつかってつくる・整える。そして針山を手作りしようという気が、起きない。日常生活でもキャラクターものの登場は僅少だし、どちらかというとシンプルで機能的なものが好きだ。スタイリッシュさは大切。大学時代、女子達が「かわいい〜〜〜!!!!」と言って20名ぐらいが群がった筆箱には興味が皆無だった。


「私の身の周りで、2,000円の針山を買ったのは寛子ちゃんくらいだよ。」

私はそれを名誉ととり、針山を買った。

 

 

 

 

 

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2022年8月14日

HA RI YA MA


 

つづく

 

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2022年8月7日

寿司のネタ

「いつも寿司の話をしてしまう。」

と五影が言う。

「どうして?」と聞くと、

「寿司が好きだから。」

「寿司ってすごいやんか。"寿(ことぶき)"を、"司(つかさどる)"って書くんやで。」

頼まずとも、話し出してくれる。まだ話してくれる。

「あるいは、魚に、うまいって書くんやで。」

「え?」

あまり意識していないことを急に言われると分からなくなる。
静かにスマホに打ちこむと、本当だ"鮨"。

「あとな、ちゃんとした寿司屋に入るとするやんか。
 そこで、もし、もしやで、ひと皿しか食べられませんってなったら、
 意外とな、そのひと皿に選ぶネタ、一番好きな寿司のネタじゃなかったりすんねん。」

「え、私、同じかも。」

「えええええ! ほんま!? 何!?」

「エンガワ。」

「そうか〜! エンガワか〜!」

ちなみに五影は一番好きな寿司のネタは
多少苦しそうに(ひとつに選ぶのがしんどい)「赤貝。」と言いつつ、
ひと皿と言われたら「赤身やねん。」と言っていた。
「それってマグロ?」と聞く私に絶望しない五影はやさしい。

そうして昨日無職になった、と報告すると五影は間髪入れず
「最高やんか〜!」と言った。



( 理由:選び放題 )


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2022年8月5日

オフィスカジュアルを探す旅 〜イオンモール編 2/2〜

これまで

大丸編

イオンモール編 1/2

 


イオンについたのはランチタイムもやや過ぎた頃だったと思う。

結局、私たちは翌日もイオンモールへ向かった。

その日は友が朝、子供を保育園だか幼稚園だかに送ってそのまま家に来て、
私は二人分の朝ごはんをはりきって作ったり洗濯をしたり友は私に「読んで!」と強要された漫画を読んだ。

前日の反省を活かし、
"安さ"ではなくまずは"好き"な店に行ってみようということで
いくつかの好きだったり今まで購入した履歴のある店で何着か服を試しては試着室のカーテンを開け、

「オフィスカジュアル?」

と私は周囲に確認した。


= = = = = = = = = = = = = = = = =

実は夕べ、

GU冒険を終えた後、

私は昔からよく服を買っている店に行き、
2万越えするトップスを買った。

そのことを、友人には言えなかった。

= = = = = = = = = = = = = = = = =

そしてその日のイオンモールで、
私はオフィスカジュアルでしか履けなそうな1万のパンツを買い、
〜オフィスの冷房が寒い時に、〜という名目のカーディガンを買い、
昨日GUで試着したうちひとつのパンツを購入した。

もう、ジャケットは諦めた。

2万のトップスを買った時にも、それを試着していた時にも、
イオンモールで履き心地のよいパンツを見つけた時にもそれを試着した時にも購入した後にも思っていたことがある。






・・・まだ、仕事も決まってないのに???







常にそんな思いを抱きつつ、ゲットしたオフィスカジュアルの品々。

後日、私の見つけた就職先は「制服あり」の場所だった。




どうしてあんなにオフィスカジュアルのことばかり考えてたんだろう。


前世、OLになりそびれてくやしい思いをした落武者とか


➖完➖

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2022年8月4日

オフィスカジュアルを探す旅 〜イオンモール編 1/2〜

引き続き、オフィスカジュアルについて考えている。

YouTubeの検索窓に、"オフィスカジュアル"と入力すると、
検索結果に"GU"と"ユニクロ"がすごい幅を利かせてくる。

ためしにGUがらみの動画を見てみる。「GUでオフィスコーデ」

「すごい! こんなきれいな形状のスラックスが!!?こんな価格で!?」となる。

そうだ、「スラックス」さえ押さえてしまえば、あとはきっとどうとでもなる。GUだ。
馴染みはないけど、今こそGUだ。となる。高知ではたしかイオンモールに入っていたはず。

ちょうど最近パートをやめ、そして次のバイト先が決まり、
その合間の期間にいる友人に連絡。
イオンに誘うと、

「仲里依紗のYouTube見てた〜」

とのことでやっぱり来てくれる。
彼女も次のバイト先用に黒のズボンを探してる。
私たちの利害は一致してる。

しかし時間は15:00。
私が別の作業をやりすぎた。
イオンで集合して15:30。彼女は子供の迎え、私は夕方ヤマト運輸が荷物を取りにくることになっているので残り時間は1時間しかない。

「いざ、GU!」

G・U♪ G・U♫ G・U🎶

GU慣れしていない私が、はじめて友を連れ立って、
これからGUを活かせるのかと思うといつになくはしゃぐ。

「なんでそんな浮かれてんの?」

友はいたって冷静だ。さっきまでYouTubeで仲里依紗を見ていたくせに

私は無視し、テンションの上がったまま、コーデ動画で紹介されていた「とろみブラウス」を手にとり、「ほらっ!!!」自分の体に合わせてみせる。「・・・・。」いたって冷静な友は何も言わない。

同じ調子でスラックスを各種、SALEワゴンに入っていたスラックスも各種、メンズコーナーのスラックスもいくつか、その他ブラウスやシャツやらをワゴンに入れ、試着室に向かった時、友が言った。

「おい、疲れてんなよ。」

 

 

 

 


そうなのだ。私はこの時、疲れていた。安いのに、たくさん洋服をカゴに入れたのに、浮かれているはずなのに、疲れていた。3つめの服を手にした時にはもう疲れていたと思う。「試着室への持ち込みは5点までです」と店員に言われてカゴの中を数えた時、またさらに追い打ちがかかった。着た服をカゴの中の商品と入れ替えるという作業の加わった試着室を出、最終的に2つのズボンを持ち、レジへと向かおうとする私に友が「今日はやめといたら?」と言った。

やめて、よかったと思う。

終始冷静な友の、
「スラックスって何?」という質問に、私は答えられなかった。




ソフトクリームをテイクアウトして帰った。


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2022年7月24日

オフィスカジュアルを探す旅 〜大丸編〜

(( 2022年 5月 ))

ここ最近、オフィスカジュアルについて考えている。

つい最近、派遣OLになろうと思い立った。

そのために、まずオフィスカジュアルが必要だ。

手始めに火曜日、大丸に行く。

大丸といっても1階のブランドコスメや2・3階の婦人服、はたまた4階の新しいハンズはすべてスルー。5階に最近できた「LuckRack」という、アウトレットのさらに向こう側みたいな店に直線で行く。IENA(読み方わからないまま)のスカート、2着を手に取りどちらも一万五千以上する品が二千円。二千円。ひとつは旭化成がこだわり抜いて開発したという生地を使ったフレアスカート。もうひとつはもっとツルンとした生地でできた、タイトめのスカート。そのツルンタイトを試着してみると、今日履いているパンツ(下着)の線や、上の服をインしたらインしたでその線がスカートの表に響く。響いて見える。
「これは・・・どうすれば?」と思いつつ、その生地感とシルエットによもやこんなことが頭に浮かぶ。「これは男性をオトすときに。」

・・・こわい。

そんな機会があるかも分からないのに、
そしてこれはオフィスカジュアルを求める旅なのに、
目的が「男性を、オトす」なんて。・・・こわい。

パンツの線やインした服の響きをどうするかも分かっていないのに!!

だけども四捨五入で二万のスカートが二千円で買える
お得感にはあらがえず、スカートはふたつとも買って帰った。








旅はつづく

 

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