2023年7月23日

スパイスとの距離

Oさんの投げ銭ライブへ行く。

そこでは泡盛を中心とする飲み物や沖縄寄りの料理も楽しむことができ、
居合わせた知人や初対面の人たちとそれぞれ注文した食べ物を分け合ったりした。

Dさんの注文したタコライスにはスパイスやソースが計3種添えられてきて、
なかでも沖縄の胡椒というのはあまり見慣れないものだったので、
テーブルを囲んでいたみんなで回して眺めたり、香りをかいだ。

気づかない方がよいこともあると思いつつ、
今は言いたかったから言った。

「賞味期限きれてる。」

沖縄の胡椒の賞味期限がきれていた。

横に座っていた美女が「スパイスは永遠。」と言い、

「そうだね。」「それを出す、というのがいいなと思って。」

と全面でフォロー。

しばらくしたのち、Dさんがそのビンをもって眺めている。

デザインを見ているのかと思いきや

賞味期限、どこ? とDさん。

「ここですよ。」と指さして教えてあげると、

 

「1年以上きれてる。」

 

とDさんは言った。そしてこうつけ加えた。


「2年未満。」

 

賞味期限切れのスパイスのことを、友達以上恋人未満みたいに表現した。

やさしい。