2022年4月17日

作文ヨガ

いとこの家で月1で開催されている、ヨガ教室の体験に行ってきた。

「いとこの寛子ちゃんです。」

と、いとこが可愛く紹介してくれる。

講師の方から、初回時用の紙を渡され、
自分が今自覚している体の状態などについて記入する。

その後しずかに教室がはじまり、驚いたのは、
それぞれ参加者の最近の体調などを話すコーナーがあったことだ。

ある人は仕事で県外に行って悩んでいたヘルペスが完治した、
ある人は経理のためのデスクワークで少し腰に負担がかかっている、など。

そんな中、いとこの夫が、

「こないだジェットコースターに乗ったんですけど、」

と話し出した。

私はヨガのことをあまり知らないので分からないが、
ヨガの教室でジェットコースターの話をする人なんているんだろうか。

いとこ夫は続ける。

「できるだけジェットコースターで気持ち悪くなりたくない、と思っていて。

 それで、乗って、登って、一回下までさがりきった時に、怖い、っていうことじゃなく、
 これはかなり体に負荷がかかるぞと思ったんです。

 その時、整体師の先生が、交通事故にあった時、
 目を閉じて深く呼吸をしたって言ってたことを思い出して。

 それで僕も、目を閉じて、深く息を吐いてみたんです。

 それで、目を開けたら、終わってました。」


まるで作文、夏休みの、思い出。

ヨガ場が不思議な空気に包まれた。
私はその時隣で乗ったはずのジェットコースターのそういった負荷の反動や、
その後楽しんだインラインスケート時の筋肉痛がまだきていないことを忘れ、ヨガに勤しんだ。

ちなみに最初に渡された問診票のような用紙、
「書ける範囲でいいので」とのことだったので名前のところには"寛子"と書いておいた。