2019年3月17日

友だちしか伝えられないこと

「トンボいるじゃん。トンボ」
「トンボ?(笑)」
「そう、トンボ(真顔)。トンボの子供はヤゴでしょ。トンボはヤゴからトンボになるでしょ。で、トンボのヤゴの形って全然ちがうじゃん。トンボはこんなに(と言って割り箸をつまむ)細いのに、ヤゴって結構ぶっといでしょう。で、ヤゴって水中にいるんだけどさ、だんだん、羽化が近づくとだんだん、水面に近づくんだって。で、ギリギリまでちかづいてすれすれまできて、陸に登ってから成虫になるんだよ。それでね、トンボの羽、あるでしょ。あれ、実は平らに見えるけど、ちょっと膨らんでるんだって。なかに、シミャクっていう体液がはいってて、ヤゴからトンボになったとき、羽の中に、ヤゴのなかにあった体液を循環させるんだって、それで羽がピンっ!ってなるんだよ。ちゃんと理由が、あるんだよ。すごくない!!!??」
「すごい!」

こんな風にしてマヤちゃんが私に伝えてくれているのは、
-元気が出ないときは、『虫』のことを考えたらいいよ。
ということなのだ。


※ 星や木や花などでも可。